おじいちゃんの病室

アメリカで主人のおじいちゃんが急に具合が悪くなって、救急車ではこばれた。10年以上付き合いがあるけど、おじいちゃんが病院に入ったのはこれが初めて、もう86だしどっか辛くなってもしかたないか。心配しながら病院につくと、結構元気な様子。普段はほとんど話もしないし、「元気でやってるか?」というくらい私はいつも「げんきよ」と会話というより挨拶だけど、おじいちゃんはいつも、「その調子その調子、元気そうで結構」とソファーの片隅で子供たちが騒いだり、笑ったりするのをうれしそうに眺めてる。これがわたしのおじいちゃんの印象だった。だけど、病室に尋ねるとおじいちゃんが、「今日は妙にしずかだなあ?どうした?」っていうから「どうもしてないよ。私普段から結構こんな感じ。」ていうと「いやいつもは色々話するのに。。」ってすごく残念そうにいうから、なんか焦って、、「はやくよくなって家にかえりやいよなあ。おじいちゃん」ていうと「今からかえりたい」と今にも荷物をまとめて部屋を出そうな勢いだった。その2日後、私と主人は日本にかえってきたけれど、ほどなくおじいちゃんがなくなって、アメリカに飛んで帰った。いま思えばもう少しおじいちゃんと話をしとけばよかったと後悔がのこるけれど、すごく元気なおじいちゃんの姿が目に焼き付いていることで、きっとおじいちゃんは天国でのんびりしてるだろうという私の勝手な想像でいつも思い出しては懐かしく感じることがある。http://www.xn--u9jtfyikcx82s3gfm6vzsut0fjzyozeqq8enz4a.com/